こんにちは!ユウです!!
この記事ではGEMFOREXで「やってはいけないこと」について解説していきます。
詳しくは利用規約やガイドラインに書いてあるのですが、
「要点だけ確認したい!」という方のためにできるだけ簡単にわかりやすくまとめてみました!

GEMFOREXの取引ルールは意外と厳しい!
実はGEMFOREXの取引ルールは結構厳しめです。
「無意識にやってしまっていることでも規約違反だった…」
ということが結構あります。
規約違反の取引をしてしまうと
「出金拒否」や「口座凍結」のペナルティが課せられてしまう場合があるので気を付けましょう!
GEMFOREXで取引する上での禁止事項
他の口座・業者間で両建てをする
GEMFOREXは「同じ口座内の両建てのみ」許可されています。
なので、一つの口座内で同じ通貨ペアのロングとショートのポジションを持つことは可能です。
しかし
- GEMFOREXの別口座との間で両建て
- GEMFOREX以外の口座との間で両建て
第12条(利用者の禁止行為)
13.2つの業者(または複数業者)に入金して、両建て取引する行為(同通貨ペア、相関性の高い通貨ペアも含みます)
14.当社複数口座で両建て取引する行為(同通貨ペア、相関性の高い通貨ペアも含みます)<引用元>
つまり
・GEMFOREXとXMの間で両建て
・GEMFOREXに2つ口座を開設して、その間で両建てする
これらの行為はNGになります!
両建てとは「買いポジション」と「売りポジション」を同時に持つことを言います。
同じ量の両建てポジションを持てば、相場が上がっても下がっても同じ量の利益と損失ができるので、
含み損益を固定することができます。
ボーナスやゼロカットステムの盲点を利用した悪質な取引
ゼロカットシステムは相場の急変動から顧客を守るためのシステムです。
なので、ゼロカットを悪用した取引はほぼ100%の海外FX業者で禁止されています。
具体例を挙げて説明します。
ボーナスとゼロカットを悪用した取引の例
海外FXを利用しているAさんは、今日の21時30分にアメリカの雇用統計が発表されることを知りました。



そして最近海外FXのゼロカットシステムについて知ったAさんは、ある取引方法を思いつきました。





図のように21時25分ごろに、GEMFOREXとXMでそれぞれドル円のロングとショートのポジションを同じ量持つことにしました。
この時、
どちらの口座も10pipsでロスカットになるように調整したポジション数を持ちました。
そして雇用統計の結果、相場は50pips下落しました。
- ロングポジションを持っていたGEMFOREXは10pips下落したところでロスカット
- ショートポジションを持っていたXMは50pips下落したところで利益確定
なんとAさんは、両建てをしていたにも関わらず、
GEMFOREXで持っていた10pips分の損だけで大勝ちをしてしまいました。



もしGEMFOREXでポジションを持つために100%入金ボーナスを利用していたら、
失う資金はさらに半分になります。
しかしこの方法はGEMFOREX、XMの両方で禁止されていたため、
- GEMFOREXからは損失分の補填を要求される
- XMからは利益を没収される
という2重のペナルティを課せられてしまいました。
( ´^`° )
異業者間の両建てはバレてしまう可能性が高い
GEMFOREXとXMのような別々の取引業者で両建てを行う場合でも、バレてしまう可能性は高いです。
なぜかというと、海外FXブローカーの多くはMetaQuotes社のMT4・MT5という取引プラットフォームを採用しているからです。
同じシステム上で取引が行われるので、
取引履歴やIPアドレスの情報から同一人物が反対売買をしている場合はわかる仕組みになっているようです。



事前連絡なしに大きいロットで取引
GEMFOREXでは短期間に大きなロットの取引を連続して行うことが禁止されています。
ガイドラインには次のように書かれています。
短期間(5分間を目安)に往復合計10LOT以上での連続した取引を行われる可能性がある場合は、事前にご連絡を頂きますようお願い申し上げます、事前連絡がない場合、カバー先金融機関から取引停止処置が行われる場合がございます。<引用元>
間違って規約違反をしてしまった場合でも、取引キャンセルになってしまうようです。
このような制限があるので、
私はGEMFOREXでスキャルピングを行うことはあまりおすすめしません。
どのような頻度で事前に連絡するかなどが詳しく書かれていないので、おそらくGEMFOREX側も大きな枚数でのスキャルピングは推奨をしていないのだと考えられます。
相場が急激に変動するタイミングを狙った取引
相場が急激に変動するタイミングのみを狙った取引も規約違反になってしまいます。
これはGEMFOREXに限らず、多くの海外FXブローカーで禁止されています。



こちらもガイドラインに書かれています。
経済指標時やアメリカ雇用統計発表時のみを狙ったトレードも禁止し、平均的なトレードをお願いしております。<引用元>
「平均的なトレード」と記載されているので、
明らかに指標トレードと判断されるようなポジションの取り方をしなければ問題にはならないと思います。
スプレッドが0.0pipsになるタイミングを狙った取引
GEMFOREXのノースプレッド口座はスプレッドが非常に低く、
最小スプレッドは0.0pipsに設定されています。そうなると…
「できるだけ取引コストを抑えるために0.0pipsの瞬間を狙ってポジションを取ろう」
と考える人がいると思いますが、実はこれは規約違反になってしまいます。
ガイドラインには以下のように書かれています。
GEMFOREXは、ノースプレッド口座とは言え、スプレッド0.0pipsのタイミングのみを意図的に狙ったご利用をお断りしており、平均的にご利用頂けるお客様のみのご利用とさせて頂いております。<引用元>
こちらも「平均的に」と書かれているので、例えば10回の取引で10回が0.0pipsでポジションを持っている…とかでなければ特に問題になることはないと思います。
システムの遅延を利用した取引
FXブローカーごとに表示されるレートのタイミングに遅延が生じる場合があります。
この遅延を利用して利益を出す方法を
「レイテンシートレーディング」
または
「レイテンシーアビトラージ」といいます。
一般的には
- インターバンクに直結しているFX業者→レートの提示速度が速い
- 仲介業者を挟んで取引をしているFX業者→レートの提示速度が遅い
という特徴があります。
この時間差は長くても数秒程度なのですが、提示速度が遅い業者で取引する人は
「一秒先に上がるか下がるかが見えている」状態とも言えます。
これをプログラムで瞬時に売買を繰り返すことで利益を上げるという手法が昔に流行したようです。
今はほとんどの業者でこの方法で取引することが禁止されています。
GEMFOREXの場合はガイドラインに以下の記載があります。
レイテンシートレーディング(レイテンシーアービトラージ)は、異常に短い時間帯で決済が繰り返される事を特徴とし、その結果、大量のトランザクションが発生する事から他のトレーダーの取引に大きく影響する事が判明した為、当社ではレイテンシートレーディング(レイテンシーアービトラージ)に該当する取引につきましては禁止行為とさせて頂きます。<引用元>
まとめ
いかがだったでしょうか。
多くのFX業者で禁止されている取引方法から、GEMFOREX特有のものまで幅広い禁止事項を説明しました。
GEMFOREXは出金拒否の噂がTwitterや2chでよくありますが、
トレーダーに問題がある場合がほとんどです。
取引ルールを守らないと、せっかく増やした資金も出金できなくなってしまう場合があるので気を付けてください。
GEMFOREXのメリットやデメリットは、下の記事で詳しくまとめています。


最後まで読んでいただきありがとうございました!
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